顧客満足(CS)について考えさせられた一日
皆さまこんばんは。
『1789』ドルビーシネマの感想を途中まで書いていた昨日、劇団から公演中止のお知らせが入り、とても書く気になれず中断しました。
ポストしたり読んだりしていたら、あっという間に一日が経ってしまった。
今思えばそれも必要な時間だったかもしれない…悲し…いえ、悔しすぎたから。
このブログはネガティブな内容を書かない方針で始めました。
でも、とても自分の心の中だけでは収められない感情ってありますよね?
少しぐらい吐露しても良いかなと思い、今回は方針を破る回としました。
Xでも阿鼻叫喚の如く色んな意見が発信されていて、例に漏れず私もポストしたりして。
そうでないと心を支えきれない。
負の感情というのは心に溜めてしまうとどんどん増えてしまい、やがて自分を蝕んでいくと思います。
お正月公演、退団公演…
チケットが…宿泊が…新幹線が…飛行機が…
かくいう私も帰省を兼ねて観劇を予定していた一人でした。
ポストで「イイネ」や、共感して下さる方がいたり、悔しい思いを叫ぶように「書く」だけでも、次第に怒りが少しだけ和らいで(無くなりはしないけど)、最初より冷静になることができました。
負の感情を発散したからです。
発散できないと、これはかなり苦しい。
発散し続けていた途中、LINEをやりとりした夫から
「こういう時は慌てない方が良い」
「残念だけどそういうこともある、と思うしかないね」
と返信があり、冷静な反応で、こちらも冷静になることができました。
…が、帰宅するなりとっても残念そうな顔。
普段、宝塚観劇に積極的ではない夫だけれど、礼さんとありちゃんのことは絶賛していて、お正月はかなり楽しみにしていたようです。
1階9列目。
SS席が無くなった方々よりは傷は浅いとはいえ…悔しい。
仕事をやりくりして飛行機便を変更していた夫の観劇も無くなってしまいました。
帰省も兼ねているし、いずれにしろ帰りも飛行機…変更は手数料がかかる。
ならば飛行機もホテルも変更せずそのままでヨシとしよう。
「もし観劇が無くても、旅行だと思って宝塚の街を楽しめば良いよ」と気持ちを切り替えた子供。
…こんな風に予定を変更した人がどれだけいることでしょう。
かつて私は、関西の企業でクレーム部署にいたことがあります。
関西ですから、怒っている人は物凄い剣幕です。
顧客の怒りを冷静に、ひたすら冷静に全て受け止めて、最後には納得して頂き、また次回も利用しますと言って頂けるように最善の対応を心掛ける…感謝のお手紙まで頂いたことがあり、本当に嬉しかった。
お客様の満足を得ることができたから。
顧客満足=Customer Satisfaction
ですね。
今の劇団はどうでしょう?
今回の中止について、タイミングや理由など納得できた人がどれだけいるのでしょう。
私(達)は生徒さん達のファンですから、彼女達の負担が減るのなら事情を飲みこむしかありません。
ただ、やり方というものがあります。
客も様々な日常や事情を抱えた人間。
生徒も大切にしつつ、顧客にも心を配ってほしい。
本当にもう、これは今回限りにして欲しい。
これ以上、失望させないで欲しいです。
私は浅歴ファンなので、まだ彼女達の舞台姿を観ていたいと思っています。
特に家族で応援している暁千星さん。
例えようもなく全てが素晴らしい礼真琴さん。
とてつもなく美しい柚香光さん。
いつまでも眺めていたい彩風咲奈さん。
神々しくさえある月城かなとさん。
眼差しの麗しさが大好きな永久輝せあさん。
他にも沢山の、応援している人達がいます。
ファンが悲しむことは彼女達にとっても悲しいはず。
生徒さん達を大切にすることは、ファンも大切にするということではないでしょうか。
二度とこのような対応を取られぬように、心からお願いしたいです。
さて、次回はドルビーシネマのことを書きたいと思います。
心の叫び、失礼しました。